QTViewについて
文藝ネットサイト内では、多くの作品をQTView形式で提供しています。QTViewはWindows用の文書閲覧ソフトで、縦書き表示、ルビ振りなど、多くの優れた機能を誇るフリーソフトです。背景色や文字詰めを好みに合わせて変更することもできます。
QTViewには、アプリケーション版(単体のソフト)とPlugin版(ブラウザに機能を追加するプラグイン)の2つがあります。Plugin版は
Internet Explorerの改悪のため、Internet Explorerのバージョン5.5 SP2、6.0以降では機能しなくなってしまいました。これらのブラウザをお使いのかたは、
アプリケーション版か
Avtive X版でお読みください。
(1)Windows+Internet Explorerのかたは、QTViewを使ったページに行くと、以下のいずれかの警告ダイアログが出ると思います。
上のダイアログが出た場合は、なにやら怖ろしげな内容ですが、安心して「はい」を押してください。そのままActiveX版QTViewが起動して、読めるようになります。
これではなく↓このような警告ダイアログの場合は、Internet Explorerのセキュリティ設定を変更する必要があります。
↑このようなダイアログが出た場合は、Internet Explorerのメニューバーから「ツール」→「インターネットオプション」→「セキュリティ」とたどってください。以下のようなダイアログになります。
↑ここで「レベルのカスタマイズ」を押すと、下のような設定画面が現れます。
↑「スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行」というところが「無効にする」となっているはずですので、「ダイアログを表示する」にしてください。ここを変更した後、ページに戻って再読込すると、いちばん上の確認ダイアログが出るようになりますので、「はい」を選択すると読み込みできるようになります。
「有効にする」にするといちいちダイアログが出ないようになりますが、他の悪意あるActiveXを排除するために、ダイアログで警告するようにしておきましょう。
(2)Windows+Netscape Navigatorのかたは、QTViewプラグイン版をインストールしてください。
→
下の詳細説明を参照してください。
(3)ブラウザではなく、アプリケーション版QTViewで読む場合は、
当文藝ネットでは、QTViewで読める作品には、
読む
というマークと、
ダウンロード
というマークがついています。
読む のマークは、Plugin版 or ActiveX版QTViewが起動して、ブラウザから直接読めるページへのリンクです。
ダウンロード のマークは、QTView形式ファイルを直接ダウンロードするためのリンクです。Internet Explorerの場合、
右クリックして「対象をファイルに保存」でダウンロードできます。ダウンロード後、アプリケーション版QTViewでお読みください。
もしくは、
Avtive X版QTViewをインストール後、QTViewファイルのレジストリを変更してからQTViewPlugin対応ページをInternet Explorerで読むという方法もあります。
詳細はこちら→
http://0ban.com/araken/qtvpr.htm をお読みください。
■以下は、3つのQTViewについての詳細な説明です
QTView アプリケーション版
通常のテキストファイルや暗号化されたQTView形式ファイルを閲覧するための独立したフリーソフトです。
配布は
arakenさんのサイトでしています。
QTViewのページへ行き、
QTView App版 for 95,98,NT4.0,2000をダウンロードしてください。
この配布ファイルはLHA形式で圧縮されていますので、LHA解凍ソフトを使って解凍し、インストールしてください。解凍して出てくる、QTVIEW.EXE が、ソフトの実体です。
これを起動すると背景色が紺色の小さな窓が開くはずです。ここで、Ctrlキー+O(オー)を入力するか、ウィンドウ上で右クリックして出てくるメニューから「開く」を選び、開きたいファイルを読み込んでください。または、エクスプローラから開きたいファイルを QTView のウィンドウにドラッグ&ドロップしても開けます。
QTViewは、Shift-JIS、日本語EUC、JIS、UNICODEという、現行の主な文字コードにすべて対応していますので、縦書き文書のビューワーとしてだけでなく、他のソフトでは文字化けして読めない日本語EUCの文書やUNICODE文書の閲覧ソフトとしても重宝します。
QTView Avtive X版
Internet Explorerの5.5SP2以降(6.0も含む)から、Microsoft社は、Internet ExplorerでNetscape NavigatorタイプのPluginを使えなくしてしまいました。バージョン5.5SP2以降のInternet Explorerをお使いのかたがWEBページで直接QTViewPluginを使った作品を読むためには、QTView Avtive X版をインストールする方法があります。文藝ネット内では、当該ページを開いただけで自動的にActiveX版QTViewを読み込むよう設定していますが、うまくいかない場合は、ActiveX版QTViewを手動インストールしてみてください。
こちらにQTView Avtive Xをインストールして、今まで通り、QTView Plugin版を使っているWEBページを閲覧する方法が紹介されていますので、参照してください。
なお、正常にインストールされ、レジストリも変更された後も、QTView Pluginページを開こうとするとき、恐らく以下のような警告メッセージが出ます。
これが出た場合、「はい」を選んでください。どうしても心配な場合は、上記URLでよく説明をお読みの上、納得して(^^;;ください。
QTView Plugin版
縦書きビューア QTView plugin版 for Windows 95,98,NT4.0,2000は、QTViewの機能をWEBブラウザ上でも簡単に再現するためのNetscape Navigator形式Pluginです。
Netscape Navigatorだけでなく、Internet Explorerのバージョン5.5までなら機能しますが、残念ながら、
Internet Explorerの5.5SP2、6.0以降ではNetscape NavigatorタイプのPlugin対応をやめてしまったため、機能しなくなりました。これらのブラウザをお使いのかたは、
Avtive X版QTViewか、
アプリケーション版QTViewをご利用ください。
読む マークのページを読むには、
QTView Version2というNetscape Navigator/Internet Explorer用プラグインをインストールしてください。極めて安定した安全なフリーソフトであり、インストール方法も簡単です。(ただし、Internet Explorer 5.5SP2以降のブラウザでは無効)
まず、
arakenさんのサイトへ行き、QTViewバージョン2のプラグイン版の配布ファイルを入手してください(ファイルに保存)。
ここにあります。
QTViewバージョン1では読めませんのでくれぐれもご注意願います。
セットアップは、ダウンロードしたlzhファイルをLhasaなどの解凍ツールで解凍し、中のsetup.exeを起動→ブラウザを再起動するだけでOKです。
上記の説明だけではよく分からないというかたは、さらに下の手順を読んでください。
QTViewプラグインのインストール方法(詳細版)
- arakenさんのサイト(http://0ban.com/araken/)へ行きます。
- そこの「QTViewのページ」(http://0ban.com/araken/qtview.htm)に入り、「QTViewプラグイン版バージョン2.0」(バージョンは2000年10月現在)をダウンロードしてください。(左クリックするとファイルに保存するダイアログが出るはずです)
- ハードディスク内に適当なフォルダを作成し、そこにダウンロードしたファイル(qtvp20.lzh)をコピーします。
- 次に、Lhasa などの解凍ツールで解凍してください。
- 解凍したら、その中の setup.exe を実行します。
- Netscape Navigator または Internet Explorer がインストールされているフォルダにある plugins というフォルダに npqtview.dll がコピーされます。このnpqtview.dllが、QTViewの実体です。
- ブラウザを起動します。すでに起動されているときは、いったん終了させてから再度起動してください。
- これで準備ができました。文藝ネットに接続し、QTViewバージョン2対応のページをご覧ください。ページが表示された後は、オフラインにして最後までゆったり読むことができます。
- 青い画面の中を右クリックすると、QTViewの設定窓が出ます。「特殊メモon/off」以外はすべてチェックを外すと快適にスクロールします。
- 次に、青い画面の中を左クリックします。これで、Pageup/Downキーだけで、快適にページをめくっていく感覚で読むことができます。
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QTViewは
arakenさんの作ったフリーウェアです。